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リハビリテーション
リハビリテーション科とは、神経、筋、骨格の異常にもとづく運動機能障害者や心血管系の障害からの回復促進やがん症例における機能回復などきわめて幅広い対象に対して、医学的治療や治療的訓練を実施する診療科です。
脊髄損傷、神経筋疾患、末梢神経障害、関節リウマチなどの骨関節疾患、慢性腰痛、切断などから、再び社会生活ができるように運動能力の回復を目的とした治療を行います。
治療方法としては、運動療法、温熱・牽引・電気刺激などの物理療法、作業療法(日常生活訓練など)、言語療法、装具療法、義肢作製、薬物療法などを行っています。
スポーツ障害
スポーツを長く続けていると、身体の特定の箇所を繰り返し傷め、悪化させてしまうことがあります。
スポーツ障害には、選手生命に影響を与えるものも少なくなく、細心の注意を払うことが必要です。
それぞれの競技特性を理解した上で治療やリハビリテーションを行うことが大切です。不快感がある、軽度の痛みといった状況でも、早めに診察を受けることが早期回復につながります。
治療方法としては、個々の傷んだ所に応じて、運動療法、物理療法、装具療法、薬物療法などを行っています。
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、「骨強度の低下によって骨の脆弱性が亢進し、骨折リスクが増大した疾患」と定義されています。
老化と密接な関係がある骨の老人性変化ですが、特に閉経期後の女性に多く見られ、男性でも70歳以降には増えてきます。
骨粗しょう症になると足のつけ根や手首、腕のつけ根などに骨折が起こりやすくなります。特に足のつけ根の骨折が原因で、寝たきりになるケースが増えています。
原因は年齢による骨組織の老化に加えて、カルシウムの代謝や骨の新陳代謝を促すサイトカインという物質の過剰分泌を抑制するエストロゲンという女性ホルモンが分泌されなくなるため、骨の生成と骨からのカルシウム吸収のバランスがくずれて生じます。
診断としては、レントゲン撮影、骨量測定(DEXA法)。治療方法としては薬物療法(飲み薬、注射)、運動療法などがあります。
巻き爪
巻き爪とは
爪の先端の端が変形して内側に曲がり、皮膚に食い込んで痛みを生じさせる病気。ハイヒールのように先の細い靴を履き続けることなどが原因です。
当院では、3TO(VHO)式の巻き爪矯正法を行っています。
3TO(VHO)式巻き爪矯正法とは
爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させ、爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて固定し、人工爪でワイヤーの固定部分をカバーします。
施術当日から入浴、運動も可能で、日常生活への支障も全くと言っていいほど無い方法です。
個々の巻き爪に合わせて調整ができるため、最適な力加減で無理なく矯正ができます。
ワイヤーを皮下組織に刺すのではなく、爪に引っ掛ける(接着剤などを使わない)構造なので、爪・皮膚に損傷を与えません。
また、通気性が保たれるため、衛生的です。
爪の横に引っ掛けるワイヤーは、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで到達するわけではないので、痛みを感じることはほとんどなく、出血もほとんどありません。ですから麻酔をする必要はありませんが、痛みに弱い方にはすることもあります。
固定したワイヤーは、爪の伸びとともに先端に移動するので、施術後約3~4カ月に付け替えを行い、1年くらいかけて矯正していきます。
症例
費用
3TO(VHO)施術費用
◆3TO(VHO)施術費用◆ |
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初回 1カ所/11,000円(税込み) |
二回目以降 1カ所/4,400円(税込み)(※) |
※痛み止めは、必要な場合には投薬します。(施術費に含まれます)
経過観察に来院していただく場合も施術費に含まれます。
ピアス
医師による安全なピアス
ご自分での安易な行為はトラブルの元に!
- ご自分や友人同士で安全ピンを使って耳にピアスホールを作ったり、市販のピアッサーを使ったり、安易な行為でトラブルを起こしていませんか?
不潔な針を使うことで、細菌やウイルスに感染することもあります。 - 市販の安価なピアスを使うことで金属アレルギー(ニッケルなど)を起こすこともあります。金属アレルギーを発症してしまったら、ピアスだけでなく、日常、使っているさまざまなものに含まれる金属にも、肌の反応やトラブルを起こしてしまいます。
医師による安全なピアス
- 皮膚に穴を開けることは立派な医療行為です。医師の下で安全にピアスを楽しみましょう。
- 当院では金属アレルギーの心配がない安全なチタン処理ピアスを用意しています。
- ピアスの施術は、院長が行います。
※中学生以下は不可、高校生以上が対象となります。
ただし、高校生は保護者同伴が必要です。
当院ならではの低料金システムで、安心して治療を受けよう!
◆両耳ピアス◆ |
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5,500円~(種類によって異なる) 1ヶ所 3,300円(税込) |
◆軟こつピアス◆ |
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5,500円~ |
◆へそピアス◆ |
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6,600円~ |
※すべて税込みの料金です。
よくある質問
整形外科ではどのような病気を診てくれますか?
整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。
身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と「足の外科」、スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗しょう症などを扱う「骨代謝外来」と多数の専門分野があります。
整形外科と整骨院(接骨院)の違いは何ですか?
整形外科では医師(整形外科医)が骨・関節・筋腱(運動器)・手足の神経(末梢神経)・脊椎脊髄の治療を行います。
診察による理学所見とX線(レントゲン)やMRI等の検査をもとに診断し、症状や病態にあわせて投薬、注射、手術、リハビリテーション等で治療します。
対して整骨院(接骨院)では柔道整復師が捻挫や打撲に冷罨法、温罨法、マッサージや物理療法等の施術を行います。
柔道整復師は医師ではなく、あん摩・マッサージ、はり・灸師と同じ医業類似行為の資格です。
外傷による捻挫や打撲に対する施術と骨折・脱臼の応急処置が業務範囲で、変形性関節症や五十肩のような慢性疾患は取り扱えません。
整(接)骨院に健康保険を使って外傷以外の疾患で通うことは違法です。
整形外科ではすり傷や切り傷などのケガも診てくれますか?
整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。スポーツ障害や交通外傷、労働災害などによる外傷のほとんどは整形外科の疾患です。
切創、挫創などのケガ、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、開放骨折、切断指・肢などは、整形外科が扱います。
他の病院で手術を受け、治療を受けている途中でもそのリハビリを受けることはできますか?
診察で判断いたします。まず整形外科を受診してください。
紹介状があればそれまでの経過がわかりますし手術後のリハビリ計画もわかるので、可能であれば作成してもらってください。